AIはなぜ間違えるの?知っておきたい「ハルシネーション」の話

2026年6月1日

やさしい情報リテラシー

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こんにちは。エンジニアのユウです。

インターネットアドバイザーをしています。


最近、ChatGPTをはじめとしたAIサービスを使う機会、増えていませんか。

調べものをしたり、文章を書いたり、

利用しているアプリやサービスに組み込まれていることが増えたかなと思います。

AIは少しずつ、生活の一部になりつつありますが、その一方で、

「AIってうそつくらしいよ」

そんな話を聞いたことがある方もいるかもしれません。

今回は、AIを使うなら知っておきたい「ハルシネーション」について、

やさしく解説していきます。

AIの「ハルシネーション」って?

AIの世界では、

もっともらしい間違いを出力してしまう現象を「ハルシネーション」と呼びます。

「分かりません」と答えるのではなく、それっぽく答えてしまうのが特徴です。

つまり、AIは“うそをつこう”としているわけではないけれど、

結果的に間違えることがあるということです。


最近は検索エンジンにもAI回答が表示されるようになり、

「AIが答えているなら正しいだろう」と感じやすい時代になりました。

検索結果より先にAIによる回答が表示されることが増えましたね


でも、AIの回答は必ずしも100%正しいとは限りません。

だからこそ、「便利だから全部信じる」ではなく、AIの特性を理解して使うことが大切です。


実際によくあるハルシネーションの例

① 存在しないURLを案内する

AIに「参考サイトを教えて」と聞くと、

一見それっぽいURLを出してくることがあります。

でも実際に開いてみると、ページが存在しなかったり、

全く違う内容だったりするケースがあります。


② 実在しない本や論文を引用する

「このテーマのおすすめ論文は?」と聞くと、

著者名・タイトル・出版年までそれっぽく回答することがあります。

しかし、調べてみるとその論文自体が存在しないこともあります。


論文をAIに頼って作成している方、出典元はしっかり確認しましょうね。


③ お店の営業時間や情報が古い

「このお店って何時まで?」とAIに聞いたら、古い営業時間を答えていた。

実際には閉店時間が変わっていたり、店舗そのものが閉業していることもあります。

特に新しい情報や期間限定イベントなどは、

AIがまだ十分に学習できていない場合があります。


④ 架空の制度や法律を説明する

補助金や制度について質問した際に、

実際には存在しない制度を“それっぽく”説明するケースがあります。

特に法律・医療・お金に関する内容は、

間違いがそのまま大きなトラブルにつながる可能性があります。

必ず自治体や省庁などの公式情報も確認しましょう。


⑤ ニュースを要約したつもりで内容が変わる

AIは長い文章を要約するのが得意ですが、

その過程で細かなニュアンスが変わることがあります。

特にSNSで話題のニュースは、もともとの情報が曖昧なことも多く、

AIも影響を受けやすくなります。


なぜAIは間違えるの?

AIは、人間のように「意味を理解して考えている」というより、

「次に来そうな言葉」を予測して文章を作っています。

そのため、情報が曖昧だったり、学習していない新しい話題だったりすると、

空白を“それっぽく補完”してしまうことがあります。


「AIは新しい情報に弱い」と言われることがあります。


最近はインターネット上の最新情報を取得できるAIも増えていますが、

それでも情報の解釈や要約の過程で間違いが発生することがあります。


また、インターネット上には誤情報も多く存在します。

AIは大量の情報をもとに学習するため、

間違った情報や古い情報の影響を受けることもあります。

つまり、AIは万能ではなく、インターネット上の情報環境の影響を受ける存在なのです。


AIと上手に付き合うコツ

  • 大事な情報は公式サイトでも確認する
  • 医療・法律・お金の話は特に注意する
  • 「AIだから正しい」と思い込まない
  • 検索や調査の“補助”として使う

AIはとても便利な道具です。

だからこそ、「全部信じる」のではなく、「確認しながら使う」ことが大切です。


まとめ

AIは、これからますます身近な存在になっていきます。

「AIは間違えることがある」

この前提を知っているだけでも、情報との付き合い方は大きく変わります。

「本当に合ってるかな?」と一度立ち止まること。

それも、これからの時代の情報リテラシーのひとつです。




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